歌詞の意味・考察

米津玄師「Flowerwall」歌詞の意味・解釈・考察まとめ

ライター:ヒロ 30代主婦
米民歴:半年

 

米津玄師「Flowerwall」歌詞全文

歌手・作詞・作曲:米津玄師

 

あの日君に出会えたそのときから

透明の血が僕ら二人に通い

悲しみも優しさも 希望もまた絶望も

分け合えるようになった

 

知りたいことがいくつもあるというのに

僕らの時間はあまりにも短く

あとどれほどだろうか 君と過ごす時間は

灯りが切れるのは

 

君のその声が優しく響いた

こんな憂いも吹いて飛ばすように

 

フラワーウォール 目の前に色とりどりの花でできた

壁が今立ちふさがる

僕らを拒むのか何かから守るためなのか

解らずに立ち竦んでる

それを僕らは運命と呼びながら

いつまでも手をつないでいた

 

このあまりにも広い世界で僕たちは

意味もなく同じ場所に立っていたのに

僕の欠けたところと 君の欠けたところを

何故かお互いに持っていた

 

どうして僕らは 巡り会えたのか

その為だけに 生まれてきた様な

 

フラワーウォール 独りでは片付けられないものだろうと

君がいてくれたらほら

限りない絶望も答えが出せない問いも全部

ひとつずつ色づいていく

離せないんだ もしも手を離せば

二度と掴めないような気がして

 

誰も知らない見たこともない

ものならば今

僕らで名前をつけよう

ここが地獄か天国か決めるのはそう

二人が選んだ道次第

 

フラワーウォール 目の前に色とりどりの花でできた

壁が今立ちふさがる

僕らを拒むのか何かから守るためなのか

解らずに立ち竦んでる

 

それでも嬉しいのさ 君と道に迷えることが

沢山を分け合えるのが

フラワーウォール 僕らは今二人で生きていくことを

やめられず笑いあうんだ

それを僕らは運命と呼びながら

いつまでも手をつないでいた

 

 

米津玄師「Flowerwall」誕生背景

「Flowerwall」は米津さんが曲作りが進まなかった時に環境を変えようと引越しをした後に作られた曲です。

環境が変わったことにより、精神的にも変化し曲作りが進んだそうです。

沢山できた内の1曲がこの「Flowerwall」。

この曲はCMにも起用され、歌手の桑田佳祐さんも絶賛した曲です。

米津さんの沢山ある代表曲の1つとも言えるでしょう。

 

米津玄師「Flowerwall」タイトルの意味

「Flowerwall」の意味は花の壁。ポジティブな意味の花とどちらかといえばネガティブな意味になる壁とを合わせた花の壁。

対照的な二つの組み合わせた事により幸せでもない不幸でもない普遍的な感情を表現していると米津さんがインタビューでおっしゃっていました。

 

米津玄師「Flowerwall」ストーリー展開

偶然だけど必然に出会った二人。二人の前には壁が立ちはだかり二人は立ち竦む。

一人では立ち向かうには暗く自分を阻む壁でも二人ならばその壁さえも花の壁になり、怖くない。

運命の人に出会いお互いが必要で離れられない。

どんな困難も受け入れて楽しんでいこう。

二人でいればそれだけで幸せなのだから。

 

米津玄師「Flowerwall」の歌詞の意味・考察

透明な血とは?

曲に出てくる僕と君は恋人同士。

透明な血と聞くと涙の意味にも思えますが、この場合は出会った時からお互いに、目には見えないけどまるで同じ血を分けたような心が通いあう二人だったという事でしょう。

 

灯りが消える

二人でいる時間があまりにも幸せすぎて時間が過ぎるのがあっという間に感じる。

出会うまでの事全てが知りたいのに時間が足りなさ過ぎる。

いつまでも一緒にいたいけどいつか人生には終わりがくる…命の時間は誰にもわからない。だからこそ怖い。

幸せずぎて怖いけど君がそばにいてくれたらその不安も忘れさせてくれるという気持ちが現れています。

 

花の壁

壁と言うのは前に進むのを拒むもの。障害の意味があります。

でも色とりどりの花の壁。

色とりどりの花と聞くととても幸せで明るい未来のようにも見えます。

だけど壁になっている…。

その不幸なのかとても幸せなのかわからない状況に戸惑い立ち止まる二人。

それらの意味を併せ持つ花の壁を運命と考え、逃げる事なく二人で手をつなぎ今の状況をただ見ています。

 

必然の出会い

一生出会う事もない人もたくさんいる中で、こんなに心が通じ合う人に出会えた事は奇跡。運命に引き寄せられるように同じ場所に行き、出会ったのだと思います。

お互いに足りないところを補える関係。そういう人に出会えた事だけで生きている意味が見出せた、今まで生きてきてよかったそんな気持ちになったのでしょう。

難しく困難な事も君がいてくれるとひとつずつ希望をもって明るく導いてくれる。

そんな人を少しでも離してしまったらもう出会えない…それくらい大切な存在。

失うと怖いので手を離せない。

つい考え過ぎて不安になってしまう様子が伺えます。

 

見た事もないもの

「誰も知らない見た事もない」と得体の知れないもの。

幸せの象徴な花で出来ているのに壁のように立ち塞ぐこれこそが運命の壁。

この表裏一体な物で出来た運命の壁を、花の壁と名付け全てを二人は受け入れます。

二人の進展を妨げる何かの障害。

でも壁の向こうには幸せが待っているのかもしれない。

もちろん不幸な事が起こるの可能性も…。

その選択を二人でしてどんな事も迎え入れる覚悟が感じられます。

二人なら不幸すら楽しんで幸せな気持ちになれるから。

 

道に迷う事も嬉しい

迷うというのは不安な気持ちになりますが二人で一緒なら迷う事も楽しめる。

色々迷ってもその時間さえ幸せだという事。

沢山の時間を過ごして出来た思い出、幸せや辛かった事…全てを二人で共有できた事が嬉しい。

「二人で生きて行くことをやめられず笑い合うんだ」にはどんなに離れなくてはいけない事があってもどうしても離れられない。離れることの方が不幸だから。

どんな事も受け入れながら二人でいる幸せを大切にしていく。

最後の「いつまでも手をつないでいた」で終わることを考えるとこれからもずっと一緒に生きていく強い絆と決意を感じました。

 

まとめ

MVでも沢山の色が使われていますね。何かで見たのですが「日本一かっこいい砂遊び」と書かれていて納得しました。

MVでは米津さんが花を触ると花びらが砂に変わり指の隙間からこぼれ落ちて行く。

幸せというものは儚いもの…そんな事を感じさせます。

その幸せを刻むように米津さんは自分自身を色とりどりにしていきますよね。

米津さんの姿もMVも素敵な「Flowerwall」です。